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和歌山~高知 自転車ツーリング  [太平洋岸自転車の旅]

和歌山~高知間を自転車で走ってきた。
2泊の行程で、約230キロメートルの旅であった。


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安芸市のコンビニ駐車場にて、バテるtak


ちょっと長い前置きで恐縮だけど、私は自分のBlogだからといって、
なにを書いてもいい、とは思っていない。理由はシンプルであり、
Blogの記事は、多くの読者が目にするものだからだ。
だから、特定の人にとって、不利益になるようなことは書かない。
それは、Blogにおける最低限のルールであり、マナーであろう。

さらには、読者にとって、読んでもなんの役にも立たない情報や、
あるいは、私の個人的な事情のようなものも、書かないようにしている。
そんなものは、チラシの裏にでも書いて、ゴミ箱に捨てればいい。
読まされるほうにとってみれば、たまらないし、また、読者は貴重な時間
を使って、記事を読んでくださっているからである。
そういった意味では、私はいつも、読者というものの存在を意識している。


今回の記事であるが、和歌山から高知まで、自転車で走ったから
といって、べつにたいしたことではない。自転車乗りなら、そんなの、
あたりまえのハナシである。
そういった意味では、この旅のことを詳しく書いたところで、
多くの読者にとっては、たいして役に立たない情報になってしまう。

けれども、53才の自転車乗りにとっては、自転車で四国を走るには、
それなりの準備と装備、および計画が必要であった。
そこで今回から何回かにわけて、50才を超えた方で、
自転車で四国を走ってみたいと思っておられる読者を対象に、
私が実際に走ってみて得た、ナマの情報だけを書かせて
いただこうと思う。


●走行データ

  使用した自転車   クロスバイク改造車
  チェーンリング    42T-32T-22T
  カセットスプロケット 11-30T(8段)



(1日め) 約10km
JR和歌山駅発10:25→和歌山港着10:55
和歌山港13:40→南海フェリー→徳島港着15:50
徳島港発16:00→徳島ユースホステル17:30


(2日め) 約130km
徳島ユースホステル発7:20→国道55号線那賀川大橋8:35
→JR阿波橘駅9:00→阿波福井駅9:45
→道の駅日和佐11:05→JR牟岐駅12:30
→道の駅宍喰温泉14:00→室戸岬着16:50
→最御崎寺へんろセンター着17:40


(3日め) 約90km
最御崎寺へんろセンター発7:30→奈半利駅10:10
→安芸駅12:10→香南市サイクリングターミナル13:50
→浦戸大橋15:50→桂浜龍馬像16:10→はりまや橋着17:40



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中高年の自転車乗りにとって、まず、気になるのは、
どれくらいのギア比で行けばいいか、ではないだろうか。
というのは、中高年の多くは、ロードスポーツに多く装着されている
50T以上のチェーンリングなんか、もう踏めないし、
また、レースではないのだから、そんなに大きなギアを踏んで、
速く走る必要もないから。

そのように考えると、32Tから38Tくらいのチェーンリングは、
まことに使いやすく、それ1枚あれば、たいがいはこと足りる
といってもよいだろう。それに、42Tから48Tくらいのアウターと、
22Tから28Tくらいのインナーがあれば、ベストであると思われる。
四国の道は、海岸沿いのルートであっても、アップダウンは多い。
今回の旅では、私は42T-32T-22Tという、MTB用のコンパクトクランク
に付け替えて行った。

さらにいうと、今回のコースで、私がインナーの22Tを使ったのは、
桂浜の坂道を登ったときだけである。だから、その区間については
押して歩く、というなら、インナーの22Tは、なくてもいいかもしれない。
まあ、四国を一周するつもりなら、土佐久礼から窪川にいたるまでの
急勾配があるから、インナーはあるにこしたことはないとは思うけど。
もし、軽量化のため、2枚にしたいというなら、42Tと32Tくらいの
組み合わせがいいだろう。

注:自転車におけるギア比の変更は、主としてチェーンリング(前のギア)
  で行います。カセットスプロケット(後ろのギア)は、変更の自由度が
  小さいからです。



四国は人口の少ないところで、大きな都市も少ない。
大きな自転車店など、ほとんどなく、あるのはホームセンターだけ。
スポーツ車の部品入手など、不可能に近い、と考えた方がいい。
ということで、予備のチューブはもちろん、チェーンカッターなどの
工具類も、できれば持って行った方がいいだろう。
仏式バルブなんか見たこともない、という人も多いだろうから、
あらかじめ英式バルブに変更しておくか、あるいは変換器を
持って行った方がいいと思われる。

ちなみに、私がクロスバイクを改造して乗っているのは、
部品の入手性を考えてのことである。
いまや、ランドナーの650Aのタイヤなんか、ほとんど売っていない。
けど、700C×35ミリのタイヤなら、ホームセンターでも売っているし、
英式バルブであれば、ママチャリの27インチのチューブが使える。
ツーリング用の自転車では、なにがあっても、とりあえず、
旅を続けることができる、というのは、重要な要素であると思う。


四国では、自転車で旅をしている人は、とても多い。
白衣を着た自転車のお遍路さんや、あるいは、ロードスポーツや
小径車で走っておられる人も、たくさんみかける。
国道55号線のトンネルも、お遍路さんや自転車の旅人のために、
路肩を広めにとって、走りやすくなっているところが多い。
ありがたい配慮だけど、四国全土の国道がそうなっている
わけではないから、注意が必要であろう。




ということで、今回の記事のまとめであるが、
中高年で四国をサイクリングしてみたい、と思われる方は、
なるべく低めのギア比に変更したうえ、補修用の部品や工具類
の準備は、しっかりしておいた方がいいだろう。
また、四国の国道は、トンネルなどの路肩は広めで、
走りやすくなっているところが多いけれど、
すべてがそうなっているわけではないから、
注意して走るに、こしたことはないだろう。


ちなみに、日本の太平洋岸を完走するという、私の目標であるが、
今回の旅により、東京から高知までが、ほぼ一本の線につながった。
次回は、高知から始めて、足摺岬をまわり、宿毛から九州に渡りたい
と考えている。
それと、小田原から清水のあいだが抜けているのは、
箱根越えがあるから、いままで避けていたのだけど、
これについては、暖かくなったら実行しよう、と思っている。

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