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小田原~沼津 自転車ツーリング [太平洋岸自転車の旅]

小田原~沼津間を自転車で走ってきた。


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国道1号線最高地点にて バテるtak  2010年5月22日






●走行データ

  使用した自転車   クロスバイク改造車
  チェーンリング    42T-32T-22T
  カセットスプロケット 11-30T(8段)


総走行距離 約49km

JR小田原駅発10:56→函嶺洞門11:40→大平台ヘアピン12:15
小湧谷踏切12:53→恵明学園13:27→国道1号線最高地点14:10
芦ノ湖着14:30
芦ノ湖発15:00→箱根峠15:20→JR沼津駅着16:25




今回の記事では、中高年の自転車乗りで、箱根を越えてみようと思って
おられる方を対象に、参考になるようなナマの情報を書きたいと思う。

え? そんな人、あまりいないだろうって?
まあ、なかには、そういうもの好きな人もいるかもしれないじゃないですか。(笑)


まず、中高年にとって気になるのは、どれくらいのギア比で行けばいいか、
ではないだろうか。
今回、私は、フロントのチェーンリングを42T-32T-22Tのトリプル
つまり、MTB用のコンパクトクランクを付け、
リアのカセットスプロケットは、11-30T(8段)のワイドレシオにした。
いちばん低いギアは、前22T、後ろ30Tのギア比0.73
さすがに、こんなに低いギアを使うことはないだろうと思っていたけど、
小涌谷駅を過ぎてから、恵明学園にいたるまでの急坂で、
使うことになってしまった。
もちろん、トレーニングを積んだ人にとっては、こんなに低いギアは必要ない。
けれど、一般的なツアラー、もしくは、あまりトレーニングをしていない人
にとっては、低いギアがあるにこしたことはないだろう。


今回、私は、先週、先々週と2週にわたり、80km、90kmの走り込み
をやってから、箱根越えに臨んだ。
けれど、明らかにトレーニング不足
本当は、もう200kmほど走りこんでから実行しようと思っていたのだけど、
5月22日は、天気もよかったし、
また、6月に入ったら、仕事が忙しくなるので、
思い切ってやってしまったというわけ。

ということで、こまめに休憩をとりながら、ゆっくりとしたペースで登って、
最後まで脚を残しておく作戦であった。
JR小田原駅を出てから、国道1号線最高地点に着くまで、
3時間14分もかかっているのは、そういうわけである。
それでも、国道1号線の最高地点(874メートル)に達したときは、
バテバテになってしまったけど。(笑)

ちなみに、箱根駅伝では、鍛え抜かれた各大学のランナーたちは、
ここまで1時間あまりで、駆け上がってしまう。
マジであいつら人間じゃないと思ったな。(笑)


芦ノ湖にはセブンイレブンがあり、給水と食糧の調達ができる。
まあ、国道1号線の沿線には、ほかにもコンビニがあるし、
自動販売機もたくさんあるから、給水の心配はほとんどない
持つのは、700ccのボトル1本で十分であろう。
今回は非常に暑く、私は小田原を出てから芦ノ湖に着くまでに、
500ccのペットボトル入りの水を、3回買った。
つまり、1.5リットルの水を消費したわけである。
中高年にとっては、それくらい飲まないと、
簡単に熱中症
になってしまうから、注意が必要である。


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芦ノ湖にて


芦ノ湖に着いたら、誰もが、ほっとして長めの休憩をとるだろう。
けれども、安心しきって、長時間の休憩をとってはいけない
芦ノ湖を出てから箱根峠までには、標高差130メートルの登りがある。
正直、心理的には、いちばんきつい。
すでに最高地点(874メートル)をこえた安心感というか、
油断があるわけだけど、実際には、箱根峠の標高は873メートル。
わずか1メートル低いだけなのである。

要するに、いったん安心させておいて、最後に最大の危機を持ってくる
ジョン・マクティアナン監督の「ダイ・ハード」のような展開なんだけど、
わかっていてもきついものがある。
芦ノ湖で食事をとったりしたら、絶対にダメで、
せいぜいカロリーメイト1本か、おにぎり1個くらいにしておくべきであろう。


箱根峠をこえてから三島までは、標高差約800メートルの至福の下りである。
幅18ミリくらいのスリックタイヤなら、時速80km以上、出ると思う。

今回、私はツーリング用のタイヤをはいていたけれど、
それでも、最高で時速おわkmを超えた。
オートバイに乗っている人間なら、それくらいのスピードでも怖くはない。
けれど、国道1号線の制限速度は時速50kmだから、
スピード違反で捕まってしまうかもしれない。

自転車でスピード違反で捕まったら、
「六月以下の懲役又は十万円以下の罰金」
クルマのように、反則金を納めてそれで終わり、ではなく、
ヘタすると逮捕されてしまうから、注意が必要であろう。



ということで、今回の記事のまとめであるが、
中高年にとっての自転車の箱根越えは、
適切なギア比を選んで、ゆっくりと行けば、必ず越えることができる。
興味と関心がある方は、ぜひともトライしてごらんになるといいだろう。



今回、私は、わりと楽しく走ることができた。
というのは、いつも、私が国道の峠をこえるときは、
たいがい私一人っきりで、他に自転車乗りの姿はない。だから、
「こんなバカなことをやっているのは、私だけではないか」という思いにかられ、
モチベーションを維持するのがむずかしい
のである。

それにくらべると箱根越えは、小田原駅を降りたときから
輪行してきた自転車乗りが、たくさんいたし、
また、走っているときにも、多くの自転車乗りたちに出会った。
私のほかにも、バカなことをやっている人は
たくさんいる
という安心感があり、
そのぶん、楽しく取り組むことができたのだと思うのである。


え? 景色はよかったかって?

いや。走っているあいだ、私が見ていたのは、ずっとこんな感じの風景である。

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ま、景色を楽しむなら、箱根登山鉄道に乗った方がいいんじゃないですか。
そういった意味では、自転車での箱根越えは、利口な人にはむいていない。
それだけは、たしかである。(笑)



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