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もうすぐ引退する新幹線100系電車をみてきた [ひとりごと]

広島に出張に行ったので、この3月で引退する
新幹線100系電車を見てきた。


100K.jpg
広島駅に入線する新幹線100系電車

ちょいと、仕事で広島に行ってきた。
お昼ごろ、広島駅に降り立った私は、
まずは、南口の駅ビルアッセ2Fに直行。
広島風お好み焼きを食べた。
そして、午後に、2つ先の向洋 (むかいなだ)というところで、
ちょろっと仕事をしたあと、広島駅に戻り、
晩ご飯に、カキフライ定食を食べた。

ということで、私は精力的にスケジュールをこなし、
最後に、広島駅の新幹線ホーム1番線に立った。
18時50分発の博多行きの、こだま827号を見るためであった。
こだま827号は、もうすぐ引退する新幹線100系電車による
運用となっている。


新幹線100系電車については、私はずっと前に、記事を書かせて
いただいたことがある。

2008年4月18日
新幹線100系電車、見なくなったなあ


新幹線100系電車のデビューは、1985年。
2階建ての個室グリーン車、および食堂車を連結するという
豪華な仕様で、バブリーな時代を駆け抜けた。
まだ、日本が豊かで、余裕があった時代であった。
クリスマス・エキスプレス、シンデレラ・エキスプレスなどのCMにも登場し、
私たちの世代にとっては、忘れることができない電車である。

その新幹線100系電車であるが、2012年3月17日のダイヤ改正、
つまり、あと2ヶ月ほどで、引退することが決まっている。
九州新幹線が、鹿児島まで延長開業されたのにともない、
さくら、みずほ用に、最新型のN700系車両が多数導入された。
ということで、老朽化がすすんだ100系は余剰となり、
ついに、全編成が引退することがきまったのだ。


その新幹線100系電車を見に行った。
現在、残っている新幹線100系電車は、広島運転所に所属している
2編成のみ。その運用は、岡山~博多間に限られる。
しかも、早朝と夕方にしか、運転されていない。
山陽新幹線の姫路~博多間は、時速300kmで運転されているのに、
新幹線100系の最高速度は、時速220km。
速度差がありすぎるのである。
だから、列車が少ない時間帯でないと、他の列車のじゃまになってしまうのだ。


新幹線100系電車の運用 (2012年1月現在)

下り
岡山 6:29 → こだま725号 → 広島 7:38
広島18:50 → こだま827号 → 博多20:58
(休日運休)
小倉 7:32 → こだま855号 → 博多 7:51

上り
博多19:46 → こだま766号 → 岡山22:48
(休日運休)
博多 7:03 → こだま852号 → 小倉 7:22


夕暮れの広島駅の1番線に、ひっそりとした感じで、
新幹線100系電車が入線してきた。
乗客は少ない。
理由は、遅いからである。
直後の18時55分にに発車するひかり575号 (N700系による運用)のほうが、
約50分も早く、博多に到着するのである。
したがって、こだま827号は、新岩国、徳山、厚狭 (あさ)、新下関といった
乗降客の少ない駅でおりる人たちしか、利用しない。

現在、残っている100系電車は、かつて、2階建て車両を
4両も連結した 「グランドひかり」 に使われたV編成の車両であるが、
普通車のみの6両に短縮されてしまって、その面影はまったくない。
新幹線の黄金時代を担った車両の最後にしては、あまりにも、寂しい。

発車時刻となり、こだま827号は、少ない乗客を乗せて、
発車していった。
加速度は1.6 km/h/sで、最新型のN700系にくらべて半分程度。
のっそりとした感じで、出て行く。
時代遅れになり、現役世代車両の邪魔になりながらも、
与えられた使命を懸命にこなしている、という感じである。


広島駅を出発する新幹線100系電車  撮影者tak


新幹線100系電車は、いちおう、お別れ運転が予定されていて、
2012年3月16日(金)のひかり445号。
運転区間は、岡山(11:43発)→博多(14:29着)となっている。

JR西日本プレスリリース 
新幹線100系・300系新幹線営業運転終了に伴うイベントの開催について



ということで、今回の記事のまとめであるが、
新幹線100系電車は、3月16日に引退する。
現在、岡山~博多間のみで運行されており、
お別れ運転は2012年3月16日(金)のひかり445号である。


私たちの世代にとって、人生におけるピークは、
新幹線100系電車が走っていた、バブリーな時代であった。
やたら景気がよくて、忙しくて、そういう時代を猛然と走ってきて、
いま、時代遅れになりつつある。
そして、ビジネススピードがやたらと速い、いまの現役世代の邪魔
になりながらも、与えられた仕事を、懸命にこなしている。
そういった私たちの世代にとって、新幹線100系電車は、
ミョーにダブるのである。

私も、新幹線100系電車を見習って、
残りの人生を、一生懸命、生きて行こうと思う。



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