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おじさんでわるいか [ひとりごと]

新幹線100系電車 の記事に対して、
「おじさんの郷愁ですな。」
というメッセージをいただいたのだが。


今日は、静岡に出張に行く予定だったのだが、
突然、キャンセルになってしまったので、
そのまま、休みをとることにした。
かといって、来週は米国へ出張の予定だから、
オートバイに乗って、ケガをしたりするわけにはいかない。
家で、ボーッとしている。
ということで、ヒマだから、雑文でも書こうと思う。


私の記事に対して、いくつか、メッセージをいただいている
のだけど、新幹線100系電車の記事に対して、
ある読者様から、
「おじさんの郷愁ですな。」
というメッセージをいただいた。

だから、おじさんですから。

私は、1956年生まれで、現在55才。
まごうことなき、おじさんですから。
昔なら、そろそろ定年退職である。
また、あと9年もすれば、年金生活者なのである。
現行の制度のまま、ということが前提だけど。
そういった意味では、自他ともにみとめる、おじさんそのものである。


おじさんに対する世間様の風当たりは強い。
とりわけ、若い女な。
けど、鉄道趣味については、まだ、おじさんに対する世間様
の理解はあるほうだと思う。鉄道趣味そのものが、
失われつつあるものに対する郷愁という要素が強いから。
だから、やや世代が下の鉄道ファンと話していても、
それなりに、話は合うね。


一方で、まったく理解されないのが、音楽の趣味。
何年か前、仕事中、世代がかなり下の人と、打ち合わせがてら、
お茶を飲んでいたのだが、そのとき、FMで懐かしい曲がかかった。
それを聴いて、私は思わず、
「おっ、須藤薫の『あなただけ I love you』
ですね。」

と言ってしまったのだ。
言ってから、しまった! と思ったけど。
案の定、「誰っすか。それ?」と聞かれてしまった。

私自身は、若い頃、須藤薫さんのファンであったので、
聞かれたら、それなりに答えなくてはならない。
それは、ファンとしての義務だと思う。

「私と同じ世代のポップス系の歌手で、大瀧詠一さんとか、
杉真理さんなんかの曲を歌っていたんですよ。」
「オオタキエイイチ、スギマサミチ? 誰ですか、それ。」
「...。」

そうか。いまの若い人は、大瀧詠一を
知らないんだ。


もしかして、はっぴいえんども、ナイアガラも知らないのか。
まあ、とにかく、大瀧詠一さんも、杉真理さんも、まったく
知らない人に対して、実力は誰もが認めていたものの、
いまひとつ、マイナーな存在であった須藤薫さんの説明をすることなんか、
不可能である。まあ、こういう歌を歌う人がいたんですよ、と、
その場はお茶をにごしておいた。


その話は、それっきりだったけど、音楽の趣味というのは、
世代ごとに明確に異なるし、また、お互い、永遠に理解が得られない
ような気がするな。
正直いって、私だって、現在よく売れているAKB48さんの曲なんか、
聴いたことがないし。
また、前田敦子さんと大島なんとかさん以外、見分けがつかない。

数、多すぎだって。


まあ、もちろん、新しい音楽は、それなりにいいものである。
とわわけ、デジタル録音による音質の良さは、すばらしい。
それはわかる。
けれど、かといって、私たちの世代にとっては、若い頃、聞いた音楽を、
過去のものとして葬り去れるか、というと、そうでもないのである。
何年たっても、いいものはいい、と思うもんな。

youtubeなどには、同じ思いのおじさんがいっぱいいるようだ。
ということで、youtubeには、須藤薫さんの曲が、いっぱいあがっている。
私的には、「Amazing Toys」 (1982年)のなかの「Rainy Day Hello」が
ベストであると思う。
当時としては、あらゆる意味で画期的な曲だったし、
いま聞いても、そんなに古く感じないけどな。




ということで、今回の記事のまとめであるが、
...まあ、なんだ。おじさんでわるいか、ってことである。(笑)

誰だって、いきなり、おじさんになったわけではないのである。
ちゃんと、若い時代があったのである。
けど、一生懸命生きてきて、気がついたら、いつのまにか、
おじさんになっていたのである。
だから、これでいいのだ。

※須藤薫さんは2013年3月3日、骨髄異形成症候群のため永眠されました。
ご冥福をお祈り申し上げます。




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