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ブログでの商品紹介がヤバい件 [ひとりごと]

個人の趣味としてブログを書いている人にとって、
特定のメーカーの製品、あるいはサービス提供事業者
を紹介することは、ヤバい時代になるのかも。



最近、芸能界で話題になったニュースとして、
自分のブログにペニオクの紹介記事を掲載するという、
いわゆるステマ (=ステルス・マーケティング)をやったことにより、
女性タレントさんが警察に事情を聞かれたというものがある。
ブログを書いている者としては、当然のことながら、
大きな関心を持たざるをえない。

じつは、2012年12月5日に、日本アフィリエイト協議会が
「日本アフィリエイト協議会の概要、およびアフィリエイト業界
の問題と対応について」という文書を出しており、
業界団体自らが、ステマの違法性と対応の必要性を認めている。

消費者庁Webページより 
 「日本アフィリエイト協議会の概要、および アフィリエイト
  業界の問題と対応について」

  http://www.caa.go.jp/adjustments/pdf/121205shiryo7.pdf


要するに、「これからはブログでステマはダメよ。」
消費者庁および関連業界団体自身が言っているのである。
今回、女性タレントさんが警察に事情を聞かれたというのは、
そういったことも、その背景にあるのかもしれない。

まあ、それにしても、その女性タレントさんが記事を書いたのは
2年も前の話である。その当時、ステマの違法性については、
一部で指摘はあったものの、完全にダメということはなかった。
それゆえ、そのタレントさんが事実を公表して、
すなおに謝ってしまったのを見て、私などは逆に、
「正直な人だな。」
と思ってしまったが。まあ、あまりホメられた行為ではなかった
ことは事実だけどね。


ところで、ステマに違法性があると業界団体自身が認めたことにより、
私たち、一般のブロガーにとっても、今後は影響がありそうだ。
なぜか。
その前に、ブログの運営者にとっては、ブログはビジネスとして
やっていることをご理解していただきたい。

そりゃ、そうだよな。

儲からなければ、誰もやるわけないもんな。
では、ブログの運営者は、どこから収益を得ているのか。

ブログ運営者にとっての収益源
 ①バナーなどの媒体広告
 ②アフィリエイトなどの成功報酬型広告
 ③記事中で商品を紹介するパブリシティ型広告


以上の3つが中心。
要するに、広告収入を得るためにやっているのである。
ブログというものは、有名人だけでなく、一般人のブログにおいても、
じつは広告だらけなのである。
アメーバブログなどは、芸能人のブログを売り物にしており、
1回の広告出稿料金が60万円から300万円であることを明記している。

ameblo.gif
アメーバブログの料金表 出所:アメーバ (株式会社サイバーエージェント)


ここまで、はっきりと料金が表示されていると、かえってすがすがしいよね。
まあ、アメーバブログにブログを書いている芸能人といっても、
みんなガンガン広告を出してもらって、バンバンお金が儲かっているという
状況ではないようだけど。
私が愛読している 木村裕子さんのブログ なんか、数少ない広告主しか
ついていないようだし。
そりゃ、「トンネル内で線路が分岐するのは、日本でここだけー!」(石勝線)とか、
そんな、完全に自分の趣味で記事を書いているブログに対して、
いったい、誰が広告を出すというのか。
ファンとしては、少々、心配になるのだが...。

ま、それはともかく...。



ところで、私のブログの場合、広告標示機能はオフにしているし、
アフィリエイトなども、一切、やっていない。
ブログを書いてはいるが、儲かることはまったくない。
え? じゃあ、なんでブログを書いているのかって?

趣味です。(きっぱり)

バカまるだしだけど、日本には、私のように、完全に趣味で
ブログを書いているバカ人が、2万5千人くらい、存在する。
まあ、私の場合は、じつは、仕事が文章を書くことなので、
少々、リラックスした文体でブログの記事を書くのは
いい気分転換になるし、また、情報や考えを短くまとめて、
記事として発信するというのは、いいトレーニングにもなる。
だから、完全に趣味であるとは言いがたいのだけど、
それでも、営利目的でブログを書いているわけではないからね。

けれども、報酬を得ているわけではないとはいえ、
特定メーカーの製品に対する評価や、あるいは飲食店など、
サービスを提供する事業者を記事のなかで紹介することが、
その事業者にとって、ビジネス上、有利にはたらく可能性は否定できない。
そして、仮に記事で紹介した製品に問題があったり、
飲食店などがトラブルを起こしたりした場合、記事を書いた私はどうなるのか。
違法性のあるビジネスに加担したことになるよね。

その際、私は責任をとわれるのか。
現状では、限りなくグレーである。
ステマの違法性は、記事としてとりあげることにあるのであり、
報酬をもらっているかどうかは問題ではないからね。
まあ、過去記事にさかのぼってまで削除することもないとは思うけど、
やはり、今後は、やめておいた方が無難であると思う。
趣味でやっているのに、わざわざ、やばい領域に踏み込む必要はないからね。



ということで、今回の記事のまとめであるが、
2012年12月以降、ブログなどにおけるステマ行為に対する規制と
検挙が強化された。報酬をもらっているわけではないとはいえ、
特定のメーカーの製品や、飲食店などのサービス提供事業者を
実名をあげて紹介するのは、今後はやめようと思う。


ま、そんなこといったら、ソーシャル・ネットワーク自体が、
ステマそのもの
なんだけどね。
価格比較サイトなんか、ステマだらけだし。
そうでないことを売り物にしてきたmixiなんか、
いまや、シェアは2%を切っており、完全にオワってるもんな。

一方で、新聞・雑誌業界だって、製品やサービスについて
お金をもらったうえ、記事でとりあげるなんてのは日常茶飯事である。
こういうのをパブリシティというが、私なんか、広告代理店に
勤務していた時代、パブリシティの原稿を書きまくっていたもんな。
TV番組でも、サザエさんの家に東芝の家電製品があるのは
一般人のあいだですら常識であるし、そうなると、どこまでがステマであり、
どこからがステマでないかは、非常にあいまいなのである。

が、なにも、特定メーカーの製品やサービス事業者の宣伝をして、
捕まることはない。
そのあたりは、賢くならないといけないよね。



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