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オートバイでサンキューハザードは必要か [オートバイの話]

クルマでは、すっかり定着した感のある
サンキューハザードという習慣だけど。


結論から先にいうと、私の場合、オートバイに乗っている
ときでも、夜間の幹線国道、高速道路などで、
相手から私の姿が見づらいときには、
積極的に出すようにしているね。




日本には、美しい習慣がある。
それは、サンキューハザード。
クルマに乗っていて道をゆずられたとき、
感謝の意味をこめて、1~2回、ハザードランプを
点灯させるというものである。
厳密にいうと違反なんだけどね。wwww

サンキューハザードという習慣が、いつごろから
普及し始めたのかというと、これは、私が運転を始めた
1980年代には、すでにあった。
けれども、サンキューハザードを出していたのは乗用車ではなくて、
主としてトラックのドライバーたちであった。

当時は、乗用車同士だと、ゆずられたら手を上げて
感謝の気持ちをあらわすことが多かった。
お互いに姿が見えているからね。
けれども、トラックだと荷台が邪魔をして、
手を上げても見えない。
だからこそ、ハザードランプを1~2回点滅させ、
感謝の気持ちを表す、という習慣が生まれたわけ。

これを、スポーツカー乗りたちがマネをした。
高速道路などで、遅いクルマを追い越していく際、
わざとハザードを点灯させて行ったのである。
当時は感謝の気持ちというよりも、
「わりいな。けど、お前が遅いからだぞ。」
という、軽侮のニュアンスが強かったと思う。

けれども、だんだん、スポーツカーだけでなく、
一般のクルマもサンキューハザードを出すようになった。
そのときには、軽侮の意味は消え、すなおに感謝の
気持ちを表現する手段になったね。

高速道路だけでなく、一般道路でも出すようになった。
たとえば、渋滞している道路で駐車場から出るとき、
相手に入れてもらった時など。
この背景には、ミニバンが普及したことにより、
ドライバーの姿が後方からみえづらくなり、
手を上げてもわからなくなったことも影響している
のかもしれない。


本題にはいる。
オートバイに乗っているときは、サンキューハザードを出す
必要があるのか。

サンキューハザード本来の意味からすると、
相手に自分の姿が見えないからこそ、
感謝の気持ちを表現するために、出したんだよね。
そういった意味では、相手からまる見え
オートバイに乗っているのに、そんなもん、出す必要はない。
かるく左手をあげるか、
あるいは会釈でもすれば十分である。

けれども、夜間に幹線国道や高速道路を走っているときなど、
ドライバーからライダーの姿が見づらいときもある。
そういうときは、1~2回、ハザードランプを点灯させると、
相手のドライバーも気分がよくなると思う。

ドライバーからすると、オートバイに抜かれるとき、
左手をあげられると、軽侮の意味にとられる場合がある。
「サンキュー、のろまさん!」
って感じで。
けれども、サンキューハザードだと、自分たちもやっている
習慣だから、そういったニュアンスは感じさせず、納得される。
そういった意味では、ドライバーと無用なトラブルを起こして
危険な思いをするよりは、サンキューハザードを出して、
感謝の気持ちを表現した方が無難であるといえよう。



ということで、今回の記事のまとめであるが、
オートバイに乗っているとき、道をゆずられたら、
昼間、相手からよく見えるときには、かるく左手をあげるか、
あるいは会釈でもすれば十分である。
けれども、夜間の幹線国道とか高速道路では、
サンキューハザードを積極的に出すようにすると、
クルマにとっても気分がよく、それは安全に走ることに
つながると思われる。


ところで、サンキューハザードについては、批判的な意見もある。
というのは、本来の意味は非常点滅表示であり、
むやみに使うと違反である、ということなんだけどね。
ま、そりゃそうなんだけど、最近では、自動車教習所でも
サンキューハザードを出すことを推奨しているというし。
ここまで普及してしまうと、もう、止めようがないって。

サンキューハザードを出したら、白バイに止められ、
違反切符を切られたというハナシも聞かないから。
そういった意味では、柔軟に対処したほうがいいように思われる。