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オートバイから降りることにした [オートバイの話]

白内障が進行したため、オートバイから降りる
ことにした。


このごろ、左眼がかすむ。
「おかしいな。」
と思って、老眼鏡をはずして、レンズを拭いてみた。
以前は、それできれいに見えるようになったのだが、
今回はダメである。そこで眼医者に行ってみた。
すると、
「だいぶ白内障が進行していますね。
まあ、年齢が年齢ですから、
仕方ないですよー。」

だと。それだけ言われて、「はい、次の方~」であった。


白内障の主な原因は、加齢によるものである。
はやい話が老化だね。w
また、アレルギー体質の人は白内障になりやすいらしい。
私は若いころから、春先になると、必ず眼がかゆくなる。
それで眼医者に行くと、きまって、
「はいはい、花粉症ね。お薬出しておきますねー。」
と言われる。そして、「はい、次の方~」である。

あの眼医者、あっさり診察しすぎである。

それはともかく、若いときから花粉症で、
アレルギー性結膜炎の眼薬のお世話になっている私が
この年齢になって、白内障になるというのは、
ごく自然なことなのだろう。

ま、とにかく、こまったもんである。

待合室に置いてあった「白内障の方へ」というパンフレット
を読む。白内障を治療するには、超音波で水晶体を削り、
人工のレンズを入れるのだそうだ。イラストを見ているだけで、
ガクガクブルブルである。

男性の平均寿命から考えて、あと20年ちょっとしか
生きられない私が、そんなオソロシイ手術を受ける気には
とてもなれない。
ということで、ほうっておくしかない。
かすむとはいえ、左眼の視力そのものは、いちおう、
0.8ほど出ている。右眼は異常がなく、視力は1.0。
だから、日常生活に支障はないから。
けれども、私にとって最大の問題は、白内障がどの程度、
運転に影響するのか、である。


じつは、昨年の誕生日に運転免許の更新をしたのだが、
そのとき、中型免許以上の所持者に義務づけられている
深視力(しんしりょく)の検査に落ちてしまった。
検査官に再検査室に行くよう命じられ、そこで、
すこしだけ大きくてわかりやすい検査機で再チャレンジ
の機会を与えられ、ようやく合格できたのだった。
おかしいな、と思っていたのだが、いま思うと、
あのときすでに、左眼の白内障がかなり進行していた
のかもしれない。

片眼がかすむ状況でも、クルマを運転するには、
それほど支障はないと思う。
けれども、オートバイはやめておいた方がいいかもしれない。
立体視の能力が落ちることにより、バランス感覚がくるうから。

ま、運転が上手な人なら、片眼が見えないくらい、
どうってことないのかもしれないけど、私は運転が
どヘタだからね。


もともと、私は旅をするための道具として、たまたま
オートバイを選んでいただけであり、オートバイ
そのものは好きでもなんでもない。
だから、オートバイから降りるといっても、それほど未練はない。
自転車、JR、飛行機、クルマなど、旅をするための手段は
ほかにも、いくらでもあるからね。

オートバイに乗り始めて、通算で約30年、約20万kmを走行した。
その間、転倒を1回、立ちゴケを2回したけれど、
幸運なことに、無事故で通してきた。
無理をして、大きなケガをしないうちに降りた方がいいよ、と
神様が言っているのかもしれない。
そう思って、思い切って決心した。



ということで、今回の記事のまとめであるが、
年齢による体力の衰えにより、いつかは誰もが
オートバイから降りることになると思われる。
私の場合は、白内障の進行による視力の低下により、
オートバイから降りることにした。
以上である。


それにしても、視力の低下により、オートバイから
降りることになるとは、思ってもみなかったなー。
私の場合は、筋力の衰えにより、200kgを超える車体を
起こすことができなくなって、降りる決心をするのだろう
と思っていたのだが。
そして、オートバイから降りるときには、ステージの中央に
キーを置いて、黙って立ち去る、といったドラマチックな
演出をしようと思っていたんだけどな。www

ちょっと、視力が落ちたくらいで、ビビって降りるとは、
オートバイ乗りとして、情けないの極み乙女である。
けれども、私らしいといえば、らしいのかもしれない。


追記1
「白内障の手術は簡単ですよ。1日もはやく、手術を受けられることをお勧めします。」
というご意見をいただいた。(同様なメッセージ5通)

→どうもありがとうございます。すこし、考えます。

白内障に悩んでいる方は意外と多いようで、60才代で60~70%、70才代で80~90%の人が白内障の症状がある、ということである。白内障の手術は、角膜に注射針のようなものを入れて、水晶体を超音波で破壊し、人工の眼内レンズを入れるというもので、現在は簡単に終わるようだ。
ただし、眼内レンズはピント調整機能がなく、固定焦点となる。ちょっとかすむけど、正常な視力を維持するか、ピント調節機能はないけど、クリアな視界を確保するか。そのあたりはトレードオフの関係となる。
私の場合は、要するに手術が怖くて、ビビっているだけである。白内障の手術、女性は平気で受けるらしいが、男性の場合は、怖くなって、直前に泣き出したりする人も多いらしいのである。

参考:「白内障のはなし」 千寿製薬株式会社
http://www.senju.co.jp/medical/tool/003.html