So-net無料ブログ作成

流氷をみてきた 1 [旅情報]

北海道に行って、流氷をみてきた。

driftice1.jpg
流氷
2017‎年‎2‎月‎7‎日 知床オシンコシンの滝付近にて


ちょっと、唐突な書き出しで恐縮だけど、
モーガン・フリーマンとジャック・ニコルソンの映画に
「The Bucket List」というのがある。
邦題は「最高の人生の見つけ方」。
意図的なのかどうかは、わからないけれど、
原題と邦題は、ちょっとニュアンスが異なっている。
原題を直訳すると、“死ぬまでにやってみたいこと”。

映画のストーリーは、余命6ヶ月を宣告された2人の男が、
死ぬ前にやり残したことを実現するために、旅に出る
というものである。

私が死ぬまでにやってみたいことのひとつに、
「流氷を見る」というものがある。
北海道オホーツク海の流氷は、冬の一時期にしか
見ることができない。
現在の私は、幸いなことに余命6ヶ月とか、
そういう状況ではないけれど、私が死ぬまでに
訪れる冬は、あと何回もないかもしれない。
急がないといけない。



2017年2月4日午後11時。私は大洗フェリーターミナルにいた。
これから苫小牧に行く。私のクルマもいっしょである。
就航船は「さんふらわあ ふらの」であった。

furano.jpg
さんふらわあ ふらの


ネットで予約していたので、乗船手続きはスムーズであった。
乗船名簿に記入し、QRコード付きの予約確認書と車検証を
提示すると、すぐに発券された。
私は60才であるので、「プラチナ割引」が適用。
旅客運賃が10%割引、乗用車運賃は5%割引になる。
ということで、料金は25,410円(5m未満の乗用車・エコノミー)であった。
八戸~苫小牧のシルバーフェリー(4m未満の乗用車 20,000円)、
仙台~苫小牧の太平洋フェリー(5m未満の乗用車 26,300円)、
あるいは青森~函館の津軽海峡フェリー(6m未満の乗用車 16,460円)
との比較になるが、八戸や仙台、あるいは青森まで行く燃料代、
高速料金を考えると、大洗~苫小牧の航路はおトクだと思う。

午後11時30分、乗船開始。
やはり、冬に北海道に行くモノ好きは少ないらしく、
がらがらに空いていた。
私はフェリーに乗ると、必ず出港のようすを見ることにしている。
「さんふらわあ ふらの」には、バウスラスターが2つ、
スターンスラスターが1つ付いている。
1万3千トン以上の大型船でありながら、
器用に岸壁をはなれ、タグボートなしで出港した。
疲れていたので、船室にもどり、すぐに眠る。

翌朝、午前8時頃めざめた。甲板に出てみる。
スマホのGPS機能を使って測位してみると、
気仙沼の沖であった。
三陸の複雑な地形が間近にみえる。
意外と陸に近いところを航行している。
もっと沖を走っているのかな、と思っていたのだが。

「さんふらわあ ふらの」の、もともとの名は「へすていあ」という。
東日本フェリー時代に造られた船で、
船のファンである私は、いつか乗ってみたい、と思っていた。
けれども、ずっと乗る機会がないまま、
何年も過ぎてしまった。

「さんふらわあ ふらの」は、いつのまにか、ずいぶんと
ふるくなってしまっている。
5月には引退し、新造船と交代するようだ。
おそらく、海外の船会社に売られていくのだろう。
引退するまえに乗ることができてよかったな、と思った。

furano2.jpg
furano3.jpg
furano4.jpg
furano5.jpg
航行中の「さんふらわあ ふらの」にて


午後7時半、苫小牧フェリーターミナルに着いた。
さいわい、雪は積もっておらず、路面は乾いている。
とりあえず、網走にむかって走りはじめる。
(つづく)


共通テーマ:旅行