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本年もどうもありがとうございました [ひとりごと]

いつも、当ブログをお読みいただき、
どうもありがとうございます。


すこし、長めの挨拶になって恐縮だけど
この年齢になって思うことは、
人間ってのは、自分で経験していないことは、
なかなか、わからないもんだということである。

私は1956年、昭和31年生まれである。
終戦直後の混乱期を終え、高度経済成長期の
まっただなかで育った。

とはいえ、私が子どもの頃の東京は、
まだ、戦争の傷あとがいたるところにあった。
新宿や池袋の繁華街では、戦争で腕や脚を
失った人たちが、軍服を着てアコーディオンを
弾きながら、物乞いをしていた。
(本物の傷痍軍人だったのかどうかは、
よくわからないけど。)

私の親戚には軍人が多く、戦死した者がたくさんいた。
ていうか、私の父も軍人で、土浦の予科練の
訓練生であった。そこでパイロットになるための
訓練を受けているさなかに、終戦をむかえたのである。
終戦があと1ヶ月くらい遅れていたら、鹿屋にあった
特攻隊基地に送られるところであったという。

そういった意味では、私と私の世代の者にとっては、
戦争ってのは、結構、身近なものであり、
また、人間ってのは、けっこう残酷なことでも
平気でできるものだ、ということは、
よくわかっているつもりである。

つい先日、大きな事件が起きた。
海上自衛隊の哨戒機に対して、韓国の護衛艦が
火器管制レーダーを照射したのである。
即、戦争になってもおかしくない事態であった。

これに対して若い人たちは
「なぜ、日本は反撃をしなかったのか。」
と批判的である。また、無責任な海外のメディアも
同様な論調である。

しかしながら、私は、
「海上自衛隊、よく耐えてくれたな。」
と思っている。
反撃をしたら、すぐに戦争になった。
現在の日韓関係からすれば、それは確実である。
戦争を経験したことがない世代は、
戦争がどんなに悲惨なことかわからない。
だからこそ、弱腰などと言えるのである。

もし、戦争をするならば、殺される覚悟が必要である。
私は隣の国のつくった核爆弾で蒸発したくないし、
自分の子どもが殺されるのを見たくはない。
だから、戦争にならなくてよかったな、と思っている。

しかしながら、戦争にならないためには、
常に準備をしておくことも必要。
要するに経済的、軍事的に強い力を持つことにより、
日本を相手にケンカをしたくはないな、
と思わせることが重要である。

そういった意味では、そう思わせなければならない
相手が1つ増えた日であった。戦後生まれで、
平和な時代に育ってきた私たちの世代であるが、
もはや、日本の戦後は終わったのかもしれないな、
と思う、今日、このごろである。



みなさまからの励ましのメッセージのおかげで、
今年も1年間、記事を書き続けることができました。
感謝申し上げています。
みなさまにとって、来年がいい年でありますように。
そして、どうか、みなさまが健康でありますように。